既刊カタログ

川村先生が街で診療所を始めた平成26年の春のべてる

タイトル
川村先生が街で診療所を始めた平成26年の春のべてる
Re:ベリーオーディナリーピープル 2014
収録時間 30分
商品仕様 DVD 1枚
価格 3,780円(税込) 本体価格 3,500円
JANコード 4562291260755

変わらないものと変わっていくもの。
2014年の春の「べてる」スケッチ。

 北海道浦河町に「べてる」という当事者グループができたのは、1980年代中頃です。それから、もう30年以上が経っています。
 いま、「べてる」はある意味で変わりつつあると思います。とっても有名になって、全国の注目を集めますし、若いメンバーがずいぶんと増えました。そして、年寄りも増えました。創設当時からのメンバー、佐々木さんや早坂さんもけっこういい年になってしまいました。世代交代、って言うんでしょうか、こういうの。長い間(もう20年になります)「べてる」とつき合って来た私など、ちょっと淋しいです。
 そのうちの一人、石井さんもずいぶんと年をとってしまいました。「石井さんは、最近元気だね」と言われるのですが、けっこう周りの人たちと上手くやるのが、難しくなっているようです。老いるというのは、つらいですね。
 話は変わりますが、川村敏明先生が浦河赤十字病院を退職し、病院のすぐ前にクリニックを開きました。「浦河ひがし町診療所」というクリニックです。早坂さんたちは、相変わらず、川村先生に診てもらっています。今回、早坂さんの診療場面を撮影することができました。これが実に面白い。医師と患者という関係がここまで熟してくると、名人芸のような場面が展開するんですね。
「早坂君は、俺たちが一生懸命、治そうとすると、すぐに具合が悪くなって入院するのに、具合が悪い時に"商売"してくると、すっかり治って帰ってくる」
 川村先生のいう、「治せない医者、治さない医者」という言葉の真髄なのかと思います。
 ちょうど、5月の連休が過ぎて、さくらの満開の浦河に行って来ました。一緒に花見を楽しんだ、2014年の春の浦河のスケッチです。

中島太一

川村先生の診察机

今回のDVDで、印象的だったのは、川村先生の診察机です。
素朴だけど、暖かいかんじの机。
早坂潔さんも、机に感心しておられるようです。

川村先生が浦河日赤の外に出られた。
これは、節目となる出来事のように思います。

「治さない医者、治せない医者」を自認する川村先生は、
「病院も上手に使えばいい」と言われていました。

でも、今度は、川村先生自体が病院の外に出られた。
もともと、病院の外にはしょっちゅう出ておられた先生ですから、
あまり変わらないかとも思うけど、ベッドをもっていないのは、
やっぱり感覚が違うのではないだろうかとも、思ったりします。

そして、入院に代わる「休息の仕方」を、すでに、
べてるの皆さんといろいろ工夫しておられるのだろうと考えたりします。
『川村先生と、ちかじかお話がしてみたい』
そんなふうに感じる、DVDです。

伊藤順一郎

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製作・著作=株式会社中島映像教材出版


※各監修者の所属・肩書き等の表記は、製作当時のものです。

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