既刊カタログ

伊藤順一郎・精神科アウトリーチ論

タイトル
伊藤順一郎・精神科アウトリーチ論
収録時間 第1部 36分
第2部 35分
商品仕様 DVD 2枚組
価格 32,400円(税込) 本体価格 30,000円
JANコード 4562291260656

監修・解説=
伊藤順一郎(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所)

精神科アウトリーチは、リカバリーへと向かう道である。

 精神科病院からの退院を促進するためには、退院した人たちの暮らしを支える社会資源を豊かにするとともに、医療的な支援を地域でも継続する、という大きな課題がある。
 精神科アウトリーチ医療のパイオニアであり、その第一人者として知られる国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の伊藤順一郎は、「病院の中では、リカバリーは起きない」とビデオの中で断言している。地域の中で暮らすことで、そこで起きる様々な困難に対して、さまざまな人々とのつながりの中で、自分の力で対応できる力を身につけること。それが、リカバリーの根幹にあるからだ。
 このビデオは、伊藤順一郎が自らの精神科アウトリーチ論を縦横に展開する。従来の精神科にも、訪問看護や医師の往診など訪問型の治療があった。しかし、それは、入院治療を補完する訪問システムであって、患者さんたちの地域での生活を支援し力を伸ばすことを応援するものではなかった、患者さんの症状の管理には目がいっても、彼らの長所を環境と結びつけていくというところまでは支援は及んでいなかった、という。
 精神科アウトリーチの目的は、生活の中で抱える困難さを共に解決し、生きていく力をどう身につけていくのかにあるのだ。

このDVDを推薦します

本DVDの中で伊藤氏は「障害を持っていても普通の市民として暮らせる環境を支援することが精神科アウトリーチの重要なポイント」と指摘する。今、ACTと称されるアウトリーチ主体の重い精神障害を持つ人への包括的な生活支援が日本各地でじわじわと広がりつつある。本DVDでは、その実際を目の当たりに見ることができ、今後の地域精神医療を考える人々には必見である。

恵生会南浜病院 院長
後藤雅博

<DVD内容詳細>

第1部 ACTと病院におけるアウトリーチの取り組み[DISC 1]

伊藤順一郎解説:精神科アウトリーチは従来の訪問看護とどこが違うのか/精神科アウトリーチが目的としているものは何か/精神科アウトリーチと入院精神医療の違い/精神科アウトリーチのなかでリカバリーが意味するもの
ルポルタージュ1:ACT(Q-ACT)
福岡に展開するアウトリーチチーム、Q-ACTの活動を紹介する。とくに、チームドクターがいないチームが、どうやって地域の精神科医たちと協働し、仕事を進めているのかがポイント。
ルポルタージュ2:病院でのアウトリーチ活動(未来の風せいわ病院)
精神科アウトリーチ推進事業の活動事例として、病院のアウトリーチチームの活動を紹介。

第2部 訪問看護と訪問型生活訓練[DISC 2]

伊藤順一郎解説:精神科アウトリーチ型の医療にはどんな種類があるのか?/精神科アウトリーチの中での訪問看護活動の意味はなにか/精神科アウトリーチ型支援のなかに生活訓練が組み込まれているのはなぜか/リカバリーのために精神科アウトリーチが果たすべき役割
ルポルタージュ3:訪問看護活動(相馬広域こころのケアセンター なごみ)
東日本大震災とそれに続く原発事故により、精神科医療の拠点を失った福島県浜通り相双地区で、病院の中からアウトリーチに転身した看護師の姿を紹介。
ルポルタージュ4:訪問型生活訓練(地域生活支援センター翔 つばさクラブ)
暮らしの中で普通にできていたことが、突然できなくなってしまう。そうした精神科でよく起こる症状を、暮らしを支える中で回復させていく。リカバリーの決め手となるアウトリーチの取り組みを紹介します。

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製作・著作=株式会社中島映像教材出版


※各監修者の所属・肩書き等の表記は、製作当時のものです。

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